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thinking time

とりあえず日々雑記。まずは書くことからはじめてみる。

鈴木おさむの「新企画」を読んで亡き母を想う

TOKYO FMを聴いていて気になった本。

放送作家の鈴木おさむが、
今思いついている企画を紹介しながら、
企画作りのコツを伝授する1冊。
 
芸人のマンボウやしろがMCを務めるスカイロケットカンパニーに
鈴木おさむがゲストに来て紹介していて読んでみたくなり購入。
 
書店にはまだあるけれど、amazonでは在庫切れで入荷待ちだそう。
本は紙で読む派なんだけど、こういうとき電子書籍っていいなと思う。
電子書籍なら読みたいと思ったら品切れの本でも読める。
当たり前のことなんだけど、これってすごく便利。
 
予約し忘れて手に入らなかった本でも、発売日に読むことができるのだから。
 
企画術については、正直今まで聞いたことのある話ばかりなんだけど、
ここで紹介されている企画がとにかくすごい。
この人は常にこれだけの数の企画をストックしてるのかと思うとやっぱりタダものじゃないなと。
 
ドラマの企画、バラエティ番組の企画。
 
一番印象的だったのは、消せないメール、消せない番号を教えてください。というやつ。
ラジオでもこのエピソードが紹介されていた。
すでにいなくなってしまった人のことは聞きにくいけれど、
この質問でなら聞くことができる。
たしかに。語りたい人はたくさんいるだろう。
 
元々は著者がブログに書いたら、多くの人から消せないメール、消せない番号のエピソードコメントが寄せられたというできごとから生まれた企画らしい。
 
そしてそのコメントをした人たちのなかにひとりの著名人が。
それが市川海老蔵。
彼が消せない番号の人の名前を3つ書き込んだそうだ。
読んでてなんだか泣きそうになった。
 
消せない番号、消せないメール。
そこにはその数だけのドラマのがある。
 
お涙ちょうだい番組は好きじゃないけれど、
この番組は見てみたいと思った。
 
私にも消せない番号、消せないメールがある。
亡き母の番号、メールは、今も私の携帯に眠っている。
 
宛先不明でかえってくるであろうメールアドレスが、
今も私の携帯には眠っている。
 
ふとこんな本も思い出した。
 
ポプラの秋 (新潮文庫)

湯本 香樹実 新潮社 1997-06-30
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 死んでしまった大切な人へ手紙を書く物語。

そういえば、大学時代に送り先のない母への手紙を書いたことがあった。
 
内容は他愛もないことだったけれど、その他愛もない話を、母としたかったのだ。
 
実家に帰れば、ノートの間にその手紙が今も挟まっている。
今読み返したら、恥ずかしすぎる内容だと思うけれど、20歳の私がたしかにそこにはいて、
平凡な日常を恋しがる私が今もここにいるのだ。
 
余談だが、新企画ではNetflixの社長との対談も載っていて、
Netflix加入しようかなーと思った。
 
まぁ、私は今はdTVユーザーだけど…
Netflixのオリジナルコンテンツが気になったので、
今度入ってみようかな。
 
 
新企画 渾身の企画と発想の手の内すべて見せます

鈴木 おさむ 幻冬舎 2016-03-17
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